医師の職務経歴書はどう書く?担当業務を伝える書式と確認点

先に、答え。
医師の職務経歴書は、勤務先と在籍期間に加え、担当した診療業務や役割を具体的に伝える書類です。
提出の要否と書式は応募先で異なるため、募集要項を確認してから自分の事実を整理します。
書類で伝える経験と、応募先の条件を整理する
医師の職務経歴書と履歴書はどう違う?
職務経歴書は、履歴書に収まらない具体的な経験を伝えるための書類です。厚労省の作成資料では、経験や能力を応募先に合わせて整理する方法を示しています。
| 書類 | 主な役割 | 作成前の確認 |
|---|---|---|
| 履歴書 | 学歴・職歴・資格等の基本情報を示す | 応募先の指定書式と必要項目 |
| 職務経歴書 | 担当した仕事や役割を具体的に説明する | 提出の要否、分量、求められる内容 |
| 資格等の写し | 応募要件に関係する資格を確認してもらう | 必要な資格と提出方法 |
厚労省の履歴書様式例も利用できます。これは履歴書の様式で、職務経歴書の指定様式ではありません。
公的資料の枚数や形式は一般的な目安です。応募先から書式や分量の指定がある場合は、その指定を確認します。
医師の職務経歴書に担当業務をどう書く?
次は編集部が作った記入書式です。公式の指定様式や、採用された人の実例ではありません。
| 記入する項目 | 書く内容 | 記入の形 |
|---|---|---|
| 職務の要約 | 経験の中心と現在の役割 | 主に[領域]で[担当業務]を経験し、現在は[役割]を担当 |
| 勤務歴 | 期間、勤務先、勤務形態、所属 | [開始年月]〜[終了年月]/[勤務先]/[常勤・非常勤]/[所属] |
| 担当業務 | 自分が実際に担当した範囲 | [業務]について[担当範囲]を担い、[連携した職種等]と協働 |
| 経験を示す情報 | 期間や範囲が説明できる事実 | [集計期間]の[担当範囲]について、[確認できる内容] |
| 資格等 | 免許、資格、取得年月 | [名称]/[取得年月]/[応募先から求められた情報] |
| 応募先との接点 | 募集内容と経験のつながり | 募集の[業務]に対して、[自分の経験]をどのように活かしたいか |
このサイトへ記入内容を送る機能はありません。ダウンロードした書式を自分の端末で編集し、応募先の指定方法で提出します。
件数を書く場合は、集計期間、担当範囲、数え方を説明できるものに限ります。不明な件数を推測したり、施設全体の実績を自分の実績にしたりしません。
患者情報、カルテ画像、無断の症例記録は添付しません。経験を示すために必要でも、個人を識別できる情報を使わない形に整理します。
民間企業への転職では、応募職種に合わせた整理が必要です。JACの医師向け案内は企業転職を主に想定し、研究や業績等の記載例を示しています。
その内容を、一般病院の応募へそのまま当てはめる必要はありません。応募先が求める業務と、伝えたい自分の経験を結びつけます。
医師の職務経歴書を提出前にどう確認する?
実際に求められる書類は、募集ごとに確認します。次は公式募集要項で確認できた例で、すべての医師募集の共通条件ではありません。
| 公式募集の例 | 掲載されている応募書類 | 読み取れる範囲 |
|---|---|---|
| 東京病院・消化器内科の常勤医師 | 履歴書、職務経歴書、医師免許証写し、専門医証書写し | 当該科の常勤募集の条件 |
| あきた病院・常勤医師 | 履歴書と医師免許証写し | 同欄に職務経歴書の列記なし。追加提出が不要とは断定しない |
東京病院の募集要項とあきた病院の医師募集欄を参照しています。確認日は2026年10月11日で、応募時には募集の継続と最新条件を確かめます。
提出前には、在籍年月や資格名が履歴書と一致するかを確認します。指定された書式、添付書類、ファイル形式、宛先も照合します。
書類ができたら、記載した経験を自分の言葉で説明できるか確かめます。面接では、その経験と希望条件のつながりを伝えます。
- 厚労省・職務経歴書の作り方:本文p.1〜2、目的と作成時の注意。
- 厚労省履歴書様式例:履歴書への公式導線。
- 東京病院・消化器内科医師募集:当該募集の応募書類。
- あきた病院・求人情報の医師欄:当該募集の応募書類。
- JAC・医師の職務経歴書:企業転職向けの整理例。
記入書式は原文の転載ではなく、編集部が作った確認用の形式です。採用や通過を保証しません。
ほかの条件から記事を探す